ストーリーな女たちネタバレ 女性の社会派コミック

世の中の女性たちの生き様を描く社会派電子コミック誌「ストーリーな女たち」がVol.1〜Vol.8まで現在配信されています。このデジタルコミック誌の特徴は、連載形式で提供されているということ。

またこの雑誌の目玉作品は累計25万DLを達成した「愚者の皮」の続編であるチガヤ編が連載されていることです。「ストーリーな女たち」の一部をご紹介しますね。

Vol.1「特集　悲惨な生い立ち」

Vol.1は、悲惨な生い立ちにある女性たちの姿を描いた作品が収録されています。愚者の皮チガヤ編では、貰われっ子で血の繋がらない兄たちにお金のために醜い大地主の男性のもとに嫁がされるチガヤという少女が出てきます。

正直言って、ほかに収録されている作品は知らない作家さんの作品ばかりなので、草野誼さんのファンなら読んでみて損はないかな、という気がします。チガヤ編は初回から、期待を裏切らない面白さで、連載が楽しみです。

Vol.２「特集　児童虐待」

Vol.２からの新連載はさがわ蓮の「どんぐりたちの涙～放課後子ども教室から～」です。チガヤ編の続きも入っています。この号は虐待されて育つ子供をテーマにしており、どんぐりたちの涙では、放課後子ども教室で世話を頼まれた若い女性が出てきます。

大人をなめきっている子供たちと、主人公の女性ははじめはうまくいきませんが・・・子供たちの目線で接する彼女に次第に子供が心を開いていきます。ですが、子供たちとその親との関係を見てしまって・・・という内容です。

Vol.3「特集　ブスの絶望」

女性は見た目で判断され、社会的立場を無意識のうちに決められてしまうこともしばしば。「特集　ブスの絶望」タイトルからして、すごい内容ですね。チガヤ編では醜い夫であるセキの話が出てきます。

そのほか「銭鬼」では醜くて周囲に嫌われて育った女性が、その醜さゆえに金しか信じられなくなり、自分の財産を狙って結婚した夫を逆にはめてしまいます。「後妻業の女」も地味に注目作です。

そのほか、苦難の人生を歩んできた女性たちの実話や、虐待されて人生をめちゃくちゃにされた子供のお話、嫁姑問題の壮絶な経験など、女性たちにまつわる実話コミカライズで大人気です。

ストーリーな女たちはオンラインでのみ連載されており、電子コミックで読めます。